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涅槃図

所在地
白金台3‐2‐19

所有者
宗教法人瑞聖寺

概 要
(絹本着色)1幅 絵画 平成4.10.28指定

公開状況
非公開

萩藩(長州藩)の第四代藩主毛利吉就(1667‐94)の没後、その供養のために奉納されたものです。縦・横約2m70cmのほぼ方形に描かれた本図は、時代とともに縦長の画面に描かれるようになる涅槃図の様式からみて、比較的古い形態を残しています。また、中国宋時代の仏画の描写形式を学んだ、中世以降の日本の涅槃図の様式を着実に伝えるなど、美術史上貴重な作例です。

画中の落款・印章から、江戸時代前期の絵師・生駒等壽〈とうじゅ〉の作だとわかります。生駒等壽は萩藩御用絵師。『萩藩譜録』によると、寛文年間に毛利家に仕えたとされ、寛文6年(1666)から元禄14年(1701)頃まで主として京都で活躍し、鷹司〈たかつかさ〉家の御用をも勤めたといいます。その間、元禄6年(1693)には、関白のお供として江戸にも下っています。

代表作に京都・醍醐寺蔵の『花見幔幕〈まんまく〉図屏風』があり、ほかに京都・本禅寺蔵の『十六羅漢図』中の四図や、萩・広雲寺蔵の『涅槃図』などの優品が現存しています。元禄15年に57歳で没しました。

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