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閻魔大王坐像および司録・司命半跏像

所在地
芝公園4‐8‐55

所有者
宗教法人宝珠院

概 要
3躯 彫刻 平成11.10.12指定

法 量
(閻魔王)像高 137.0cm
(司命)像高(足先から冠先) 95.2cm
(司録)像高(足先から冠先) 95.5cm

本像は、都内に残る江戸期の閻魔像の中でも17世紀後半と制作年代が早く、作行きも整っています。また司録・司命の二脇侍を従え、人頭杖も添えられた貴重な作例です。

この閻魔像は、宝冠をつけ道服を着し、沓〈くつ〉を履いて上畳座に坐しています。また右膝上に笏〈しゃく〉をかまえ、眉をつり上げ、目を大きく見張り、口を開けて忿怒〈ふんぬ〉を表しています。

司録・司命像は宝冠をつけ、上衣と膝下で括った袴を着し、沓をはいて、獣皮を懸けた方形の台座に半跏座〈はんかざ〉しています。左側の司命は死者の行状を究明するための銘札(今は失われています)を、右側に位置する司録は、罪状を記録するための筆と巻子を持っています。

司録・司命は二人で一組という役割を乱さない配慮とともに単調にならないよう姿勢や顔の表現に変化をつけるといった工夫がみられます。

いずれの像もヒノキ材の寄木造です。閻魔像は頭・体部とも各々前後二材矧〈は〉ぎ、体部両側に肩・袖を造る材として各二材を寄せます。両脚部は上下二材で形造られ、その上に袖部として各々小材を矧ぎます。さらに彩色、玉眼が嵌入されています。両脇侍の寄木の詳細は不明ですが、彩色を施し、玉眼が嵌入されています。

宝珠院は貞享2年(1685)、増上寺三十世霊玄が開創したと伝えられ、本像の制作もこの頃と考えられます。

寄木造 彩色 玉眼嵌入

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