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亜墨利加ミニストル旅宿記

所在地
元麻布1‐6‐21

所有者
宗教法人善福寺

概 要
4冊 古記録 昭和56.10.24指定

公開状況
非公開

写真タイトル

表紙(左)
1丁表(右)

江戸時代末期から明治初年にかけてアメリカ仮公使館となった麻布善福寺の記録で、当時外国公館にあてられた宿寺の実態をよく伝えています。

初代アメリカ公使ハリスが、その宿舎として善福寺へ入る直前、安政6年(1859)5月27日のイギリス使節宿舎検分の寺社奉行通達に始まり、明治8年(1875)4月12日に至るまで、善福寺の役僧によって書き継がれたものです。類似の史料として東禅寺『天寿室日記』、済海寺『外国書願留』が知られていますが、当時の駐日外交官とその宿舎に関して、特に充実した記事がみられる数少ない記録の一つです。

この日誌によって、当時の外国外交官の宿舎となった寺院が抱えていたさまざまな問題について詳しい事情が判明します。本山や寺院塔中との連絡、警備の状況、参詣や宗教的行事の不便、門前の衰微、経済的困窮と建物の荒廃など、多くの事実を記しています。

その内容から、公的な外交史料には見ることのできない多くの事実が理解でき、日本の開国史の一側面を語るものとして、その存在意義は大きく、また当時から、外国公館が集中している港区にあっては、地域社会の特性を反映する史料として意義の深いものです。

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