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明治学院インブリー館
建設関係資料

所在地
白金台1‐2‐37

所有者
学校法人明治学院

概 要
26点 歴史資料 平成8.10.22指定

公開状況
非公開

写真タイトル

大工箱

明治学院インブリー館(重要文化財)は、明治20年代の初め頃に建てられたと推測されています。設計、施工者は不明ですが、当時のアメリカの一般的な住宅を模範にして、宣教師などのアメリカ人の指導により日本人の大工が建てたものと考えられています。

平成7年(1995)7月から翌8年4月まで行われた解体調査工事の際、下見板張りの外壁の下から、建物の図面が描かれた木の板や防水紙が発見されました。劣化して崩れやすくなっており、断片化していますが、主なものは大小23枚です。

木の板(手板)は、縦34cm、横50cmほどで、墨によってインブリー館の梁伏図と思われるものが描かれています。図面は50分の1の縮尺で、定規を使い、梁〈はり〉や桁が全てきちんと記されています。各部材の長さが漢数字により、尺・寸で、分の単位まで書き込まれており、数字は実際の建物の寸法と符号しています。

防水紙には、階段部分の図面などが描かれています。防水紙の図面の中には、10分の1と20分の1と思われる縮尺で、鉛筆で描かれた階段の詳細図があります。10分の1の図には、算用数字による書き込みがあり、字の特徴から外国人の手によることを示唆しています。防水紙には、鳥の絵、地名、人名、建具の原寸図と思われるものも含まれています。

これらの資料は、インブリー館の建設に携わった人々をうかがわせるもので、特に、実際の建設を日本人の大工が行ったという推測を裏付けるものです。

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