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狩野一信関連資料〈逸見家伝来〉

所在地
芝公園4-7-35 増上寺

所有者
宗教法人増上寺

概 要
840点 絵画及び歴史資料 平成28.9.28指定

公開状況
非公開

江戸時代末期の狩野派絵師、逸見(狩野)一信関連資料です。一信およびその周囲による下画類759点と、安政2年(1855)9月から翌3年10月までの一信の日記のほか、代表作である増上寺所蔵「五百羅漢図」(昭和54年度指定文化財、全100幅)の公開・保存に関する文書、その他文献資料類79点、掛軸1点、一信の木像1点の、計840点です。

下画類759点の内訳は、「五百羅漢図」全100幅のうち第3幅、第16幅、第20幅の下画の他、それらと並行して制作されていたと考えられる、多数の仏画、吉祥図や扇絵等の下画類、動植物や器物、風景等の習作や縮図です。

一信の木像は、禿髪でわずかに眉根を寄せ、正面を見て端坐する羽織姿の壮年の坐像です。右手に筆、左膝上で冊子を左手に持ち図様を描きつけようとしています。像高23.5cm、針葉樹材の一木(筆のみ別材)で作られています。作者は成田山新勝寺釈迦堂の堂羽目の五百羅漢を狩野一信の下絵をもとに制作した、松本良山と伝えられています。

この資料群のように多数の画稿類が一括して遺っている例は少なく、作品制作の過程や絵画修練の一端を示す資料であり、美術史研究上非常に重要なものといえます。また、一信個人に限らず、江戸時代末期の絵師の制作態度や、当時の絵画需要を語る歴史資料としても貴重です。

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