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港区ゆかりの人物データベースプラス


浮世絵散歩
 浮世絵は江戸の庶民が気楽に楽しんだ娯楽のひとつであり、現代流に言えば、観光写真、ファッショングラビア、ブロマイド、ポスターのような役割を果たしていたと考えられています。価格も16文という掛けそば一杯ぐらいの値段で、通人のみが鑑賞するような敷居の高いものではありませんでした。身近な親しみやすいテーマを主題としていて、当時の世相や風俗を知る上で貴重な資料と言えます。
 江戸時代、港区域には数多くの名所があり、江戸・明治期の浮世絵にその情景がさまざまに描かれています。また、芝神明地区(現在の浜松町・芝大門界隈)は日本橋に次いで多数の版元(板元)があり、浮世絵や絵草紙がさかんに製造・販売される活気に満ちた地域でした。情報都市としての港区の出発点を考える上でも、浮世絵は重要な意味をもっています。
 港郷土資料館では、みなと図書館旧特別資料室から移管されたものを中心に浮世絵版画(錦絵)を多数所蔵しています。その資料の一部をご覧いただきながら、浮世絵のおもしろさを味わっていただくとともに、港区ゆかりの人物たちの背景となる江戸・明治期の港区域への理解をさらに広げていただければ幸いです。


凡例
  • キャプションは「資料名」「絵師・作者」「制作年代」「版元」「現住所」の順で表記し、資料名が港郷土資料館独自の仮想のものは、<  >内、記載事項の情報が画中になく、他の資料に拠った表記は[  ]に記しています。また版元の記述がないものは画中に印のないものです。最後の「現住所」は、描かれた場所のおおよその現在の住所を示しています。
  • 「浮世絵散歩」というタイトルですが、明治後期以降の「近代木版画」や「新版画」の名所絵も掲載しています。