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内容紹介

現代社会で誰もが享受できる娯楽として大衆化した観光。「脱観光化」をキーワードに、「善きもの」としての観光の光と影を、フィールドでの事例にもとづいて具体的に論じる。

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タイトルコード

1000002405664

書誌種別

図書

著者名

東 賢太朗／編著 　 福井 栄二郎／編著 　 奈良 雅史／編著

著者名ヨミ

アズマ ケンタロウ　フクイ エイジロウ　ナラ マサシ

出版者

ミネルヴァ書房

出版年月

2025.3

ページ数

6,324,6p

大きさ

22cm

ISBN

4-623-09805-7

分類記号

689.04

書名

脱観光化の人類学　かわりゆく観光と社会のゆくえ　　　　

書名ヨミ

ダツ カンコウカ ノ ジンルイガク　カワリユク カンコウ ト シャカイ ノ ユクエ

副書名

かわりゆく観光と社会のゆくえ

副書名ヨミ

カワリユク カンコウ ト シャカイ ノ ユクエ

著者紹介

名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得修了。同大学大学院人文学研究科准教授。

本体価格

￥５５００

一般件名

観光事業　文化人類学

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1   「脱観光化」からとらえなおす観光と社会   1-33

    東 賢太朗／著            

2   身体的な移動と精神的な移動が出合う「空間」   VTuberとコンテンツツーリズムの現場から   37-64

    岡本 健／著            

3   台湾の日本神を訪ねる日本人と台湾社会   観光化がもたらす信仰実践の変容   65-92

    藤野 陽平／著            

4   南洋のコロニアル・ノスタルジア   パラオ老人会と日本人観光客の交流を事例に   93-115

    紺屋 あかり／著            

5   あわいを生きる   コロナ前後のタイ領アンダマン海におけるモーケンの観光業への従事   117-153

    鈴木 佑記／著            

6   邂逅する「他者」たち   現代中国における民族観光、イスラーム復興、イスラモフォビアのもつれ   157-185

    奈良 雅史／著            

7   アートプロジェクトにおけるゲストとは誰か   新潟市「水と土の芸術祭」を事例に   187-215

    越智 郁乃／著            

8   観光の衰退、連帯の生起   フィリピン・ボラカイ島と愛知県南知多町の「脱観光化」とノスタルジア   217-252

    東 賢太朗／著            

9   「フェイク」と「オリジナル」の交錯と消失   ポスト・ツーリスト化した「マサイ」   253-281

    中村 香子／著            

10   観光をめぐる「ゆるやかな対立」と分断しない社会   ヴァヌアツ・アネイチュム社会における「思慮」について   283-314

    福井 栄二郎／著            

11   脱観光化へ向かう要因と今後の展望   315-322

    福井 栄二郎／著   奈良 雅史／著