-
1
『文体史零年』のための序
『吾輩は猫である』の文体から
8-25
-
多田 蔵人/著
-
2
紅葉の文範、文範としての「二人比丘尼色懺悔」
28-48
-
馬場 美佳/著
-
3
「同胞姉妹に告ぐ」と『穎才新誌』
一八八〇年代前半における政治とジェンダーをめぐる表現史の水脈
49-68
-
倉田 容子/著
-
4
無口な英雄
矢野龍渓『経国美談』と演説の時代
69-92
-
多田 蔵人/著
-
5
写生文とは何か
93-114
-
都田 康仁/著
-
6
大西巨人『精神の氷点』のスタイル
実験小説による「世代の自己批判」
115-135
-
杉山 雄大/著
-
7
「里川」考
佐々木弘綱『詠歌自在』の歌語
152-172
-
堀下 翔/著
-
8
明治四十年代における連句をめぐる交流圏
俳書堂の連句関連書籍を手掛かりとして
173-191
-
田部 知季/著
-
9
和文と唱歌教育の交差
稲垣千穎『本朝文範』、『和文読本』と『小学唱歌集 初編』の関係を中心に
192-213
-
栗原 悠/著
-
10
詩語・詩礎集は近代の漢詩に何をもたらしたのか
『詩語砕金』『幼学詩韻』『幼学便覧』などを例に
214-229
-
合山 林太郎/著
-
11
日清・日露戦争期における美文・写生文と文範
異文化を描く文体
246-267
-
北川 扶生子/著
-
12
美辞麗句集の時代
明治期における作文書の実態
268-289
-
湯本 優希/著
-
13
雑誌『文章世界』と文例集の思想
「文に志す諸君」の机辺に『評釈新古文範』を
290-321
-
高野 純子/著
-
14
すべてが文範になる?
日本文章学院=新潮社の戦略
322-343
-
山本 歩/著
-
15
青年文学者たちの環境、そして文範という営み
344-395
-
谷川 恵一/著