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1
ぼくの羊飼い少年
15-17
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2
悲劇まるごと一編の詩に
サラエボ描いた映画「パーフェクトサークル」
18-21
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3
五十年の距離月より遠く
望郷の済州島に墓参して
22-25
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4
むぐらの奥、土盛の墓
五十年ぶりの父母との再会
26-29
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5
この開かれない闇
30-33
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6
「【ユル】島」をご存じか
34-36
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7
在ってない故郷よ
37-39
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8
「解放」の年、“皇国臣民”は途方に暮れ
十七歳のころ
40-41
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9
祖国はるか国境の新潟
長編詩『新潟』創作から四十年
42-45
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10
いつもそばに本が
46-49
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11
侵された死者へ心ない祈り
50-52
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12
「アジア」への郷愁
53-54
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13
麻疹は、文校で
55-58
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14
教育の果て真の解放は
59-60
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15
私の三冊
61
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16
私がいだいている済州島
62-69
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17
現実認識における革命
『失くした季節』高見順賞受賞謝辞
70-71
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18
あるべき国へのレクイエム
金石範の長編小説『火山島』の完結に寄せて
75-78
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19
二つのメモから
『岡部伊都子集』に寄せて
79-81
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20
そこで生きとおしている人の詩
『石牟礼道子全集 不知火 Ⅰ 初期作品集』解説
82-100
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21
背中合わせの申し子どうし
『森崎和江コレクション』に寄せて
101-104
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22
梁石日の詩の所在
105-110
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23
にじみ出る原景
土方鐵句集『漂流』がかかえるもの
111-113
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24
長篇の下地を成す短篇
司馬遼太郎短篇総集
114-117
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25
四百字の「こころの書」
118-121
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26
叡智の日本語をもった人
小野十三郎先生をしのんで
122-125
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27
青春がまっ盛りであった頃のこと、
126-129
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28
語りかけうる現実に向かって
130-134
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29
深奥な実験詩
辻井喬『わたつみ 三部作』
135-138
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30
短歌的抒情、この無明なる深淵
139-142
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31
命が豊かになるとは
未来を生きる君へ
143-144
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32
詩は現実認識における革命
145-147
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33
私は何者なのか
野崎六助『魂と罪責』「在日文学」見渡す本に接して
148-150
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34
詩歌に欠ける変革意識
151-152
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35
音韻性軽んじた現代詩
153-154
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36
やさしく響く童謡・抒情歌
155-156
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37
季村敏夫「花椿賞」受賞祝辞
詩集『ノミトビヒヨシマルの独言』
157-160
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38
細見和之「三好達治賞」受賞祝辞
詩集『家族の午後』
161-167
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39
転位への渇望
藤永久子第一詩集『光って五月』に寄せて
171-176
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40
たしかな「在日」賛歌
姜英子詩文集『白いトラジの花』に寄せて
177-184
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41
詩集『白と黒』をぜひ読んでもらいたいために
なんどう照子『白と黒』に寄せて
185-191
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42
映像がかかえる言葉
曺智鉉写真集『猪飼野』に寄せて
192-197
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43
私自身のありようを照らし出す灯り
敬愛をこめて
198-200
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44
抵抗詩人の系譜
203-208
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45
まずは六人の詩人から
209
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46
尹東柱詩集『空と風と星と詩』
日本語訳のはじめに
210-213
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47
『朝鮮詩集』を再訳するに当たって
214-219
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48
再度『再訳朝鮮詩集』を連載するに当って
220-221
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49
尹東柱・生と詩の光芒
『空と風と星と詩』解説に代えて
222-252
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50
陰のなかの「夫婦別姓」
255-258
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51
「南北共同宣言」で思うこと
259-270
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52
犠牲いつも無辜の民
271-272
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53
「拉致事件」を見つめなおして
273-276
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54
情報化時代の昨今の今も、
いのちの叫び
277-278
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55
人は拉われ、心は奪われ
祖国の命運分かちもつ自立した意志
279-285
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56
お互いを見つめなおす契機となるよう
286-289
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57
拉致問題から日本と朝鮮の関係を考える
290-300
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58
猪飼野
無くてもある町
301-304
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59
共鳴の裏側“朝鮮”は遠く
「冬ソナ」現象
305-306
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60
祖国と在日を生きる意味を見据えて
済州島四・三事件五十周年に、半世紀を振り返って
309-333
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金 石範/述
金 時鐘/述
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61
我らが文学と抵抗の日々を想起する
334-360
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金 時鐘/述
梁 石日/述
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62
詩は書かれなくても存在する
私の「日本語への報復」が悟らせたもの
363-383
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63
狼が見えた少年
解説
389-399
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多和田 葉子/著
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64
故郷への訪問と詩の未来 文集Ⅲ
解題
400-410
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細見 和之/著