-
1
平和な時代に振り返って鏡をのぞき込むと、
後ろに小さく北園克衛像が見える
3-37
-
ジョン・ソルト/述
-
2
記憶を歴史に記録する
38-73
-
栗原 俊雄/述
-
3
佐佐木信綱の「新た世」の歴史観
戦争期と戦後を繫いだ論理 付、「日本叢書」一覧
77-106
-
小松 靖彦/著
-
4
戦中戦後の窪田空穂
『槻の木』から
107-116
-
御手洗 靖大/著
-
5
土岐善麿と『萬葉集』
『作者別萬葉短歌全集』(一九一五)を起点として
117-136
-
河路 由佳/著
-
6
土屋文明の「民謡」論
137-151
-
榎戸 渉吾/著
-
7
「戦争の歌」を詠まないでいられた可能性
前川佐美雄の場合
152-193
-
石原 深予/著
-
8
私のあとに樹枝の折れる音
逗子八郎/井上司朗の分水嶺
194-204
-
田中 綾/著
-
9
石川淳「江戸人の発想法について」論
萬葉に対峙する<江戸>
205-221
-
帆苅 基生/著
-
10
雑誌『文化展望』にみる「過去への反逆」の拒絶
太宰治、坂口安吾、齋藤史らの寄稿における戦中・戦後の切断と連続
222-238
-
橋本 あゆみ/著
-
11
作家たちの戦争体験素描
一九二九年前後世代を中心に
239-254
-
安藤 優一/著
-
12
「特攻百首」について
資料紹介
255-263
-
内村 文紀/著
-
13
橋間直治(陸軍少尉)資料
終わりし者、終わらぬ「もの」
264-275
-
林 宇/著
-
14
戦後の萬葉集研究はどのように始まったか
研究の歴史の切断と連続をめぐって
278-323
-
金井 清一/述
遠藤 宏/述
小松 靖彦/司会