このページの先頭です 本文へ移動 末尾メニューへ移動


港区ゆかりの人物データベースプラス


ゆかりの建築

[大使公邸]

スペイン大使公邸

年代
昭和2年(1927)

用途
大使公邸

設計
ジェームズ・マクドナルド・ガーディナー、上林敬吉

施工

構造
鉄筋コンクリート造2階建

所在地
六本木1-3-29地図を表示

昭和2年(1927)に「西班牙公使館」として建てられた西洋建築です。設計はガーディナーが引き受け、事務所員の上林敬吉が担当しました。ガーディナーと上林は芝公園に現存するオランダ大使公邸(和蘭公使館、昭和3年)の設計にも携わっており、スペイン大使公邸とオランダ大使公邸には共通点が見出せます。例えば、左右対称で新古典主義を基調とした正面ファサードや鎧戸付きのダブルハングウィンドウ(上げ下げ窓)、外構や建物の配置などが挙げられます。スペイン大使公邸は赤レンガ屋根や半円窓などスパニッシュスタイルの要素も併せもつのが特徴です。