このページの先頭です 本文へ移動 末尾メニューへ移動


港区ゆかりの人物データベースプラス


ゆかりの建築

[大学・研究施設]

明治学院インブリー館 

年代
明治22年(1889)頃

用途
宣教師館

設計

施工

構造
木造2階建

所在地
白金台1-2-37地図を表示

明治学院大学はヘボン式ローマ字で知られるヘボンを創設者とする大学です。明治学院第1期生には、作家の島崎藤村がいたことでも知られています。明治学院インブリー館は開設当初に建設された4棟の宣教師館のひとつです。この建物は明治22年(1889)頃に建設され、かつて居住していたウィリアム・インブリー博士にちなんでインブリー館と呼ばれています。国内に現存するもっとも古い宣教師館のひとつで、わが国の洋風住宅導入の過程を知る上で大変貴重なものです。1階平面は玄関を入ると階段ホールへと導入され、ホールを中心としてダイニングルーム、リビングルーム、応接間がL字型に配列され、2階はベッドルームなどプライベートな部屋が配置されていました。外観は、下見板張*ペンキ塗り仕上げで、簡素な意匠です。現状では屋根は金属板で葺かれていますが、竣工当初は桟瓦葺(さんかわらぶき)でした。
*下見板張:窓のブラインドのように横長の板の一部を少し重ねて張り合わせた壁。
ゆかりの人物

関連サイト