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港区ゆかりの人物データベースプラス


ゆかりの建築

[学校施設]

麻布中学・高等学校

年代
昭和7年(1932 第1期)、昭和12年(1937 第2期)

用途
学校施設

設計
古橋柳太郎

施工
清水組

構造
鉄筋コンクリート造3階建

所在地
元麻布2-3-29地図を表示

麻布学園は明治28年(1895)に江原素六を校長として、東洋英和学園内に麻布尋常中学校を創立したことに由来します。元麻布の現在地に移転したのは明治33年(1900)のことです。戦前に造られた現校舎は、外観表現の見せ場が旧時計台部分に集中しています。中庭に向かって張り出した庇、縦長窓の連続、時計(現在は校章)を掲げるための八角上の張り出しなどが特徴になっています。全体としては東京市設計によるモダニズムの震災復興小学校に類似する一方、外観に時計台を用いたシンボル性の高い表現で独自の展開を示す学校建築です。現在、校舎として使用していますので、無許可での敷地内見学はご遠慮ください。
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