ゆかりの建築
[商業施設]
明治記念館(旧赤坂仮皇居御会食所)
明治14年(1881)大正7年(1918)に移築
御会食所⇒商業施設
宮内省(木子清敬)
直営
木造平屋建
元赤坂2-2-23
明治記念館は、赤坂御所が仮皇居の時代に、「御会食所」として建てられた宮殿建築です。宮内省の木子清敬(きこ・きよよし)の設計により、明治14年に竣工しています。祝宴会場や外国使節の招待、謁見の場として使われていましたが、明治33年(1900)には新東宮御所(現在の迎賓館)の建設のため、大井の伊藤博文邸内に「恩賜館」として移築されました。さらに、明治神宮外苑整備計画の一環として、大正7年(1918)に現在地に再度移築されています。御会所時代に明治憲法の審議場として利用されていた由緒から、「憲法記念館」と称されました。戦後の昭和22年(1947)には、和風の建物と日本庭園を活用した結婚式場「明治記念館」として開館しています。