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港区ゆかりの人物データベースプラス


ゆかりの建築

[文化施設]

菊池寛実記念 智美術館 

年代
大正15年(1926)

用途
専用住宅⇒文化施設

設計

施工

構造
木造2階建

所在地
虎ノ門4-1-35地図を表示

菊池寛実記念 智美術館は現代陶芸のコレクターである菊池智のコレクションを公開するため平成15年(2003)4月に開館いたしました。同美術館のある虎ノ門4丁目1番地辺りは、かつての芝葺手町(しばふきてちょう)で、明治期の豪商・田中平八郎(2代目)にちなんで命名された「田中山」と称される微高地の一角を占める町でした。小さな町域にもかかわらず、芝葺手町は近代東京における邸宅地の展開を知る上で重要な場所です。大正から昭和にかけては財界人の邸宅が隣り合って屋敷町を形成していました。同美術館は煙草商として財を成した千葉亀之助の自邸を引き継いだ敷地にあります。別館は大正15年に竣工したもので、千葉亀之助邸の和風本館(現・智美術館位置)に付属する洋館として建てられました。設計は外国人が担当したと言われていますが、詳細は不明です。同美術館別館は平成15年(2003)に国の登録有形文化財に登録されています。
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