ゆかりの建築
[その他]
東京海洋大学・雲鷹丸
明治42年(1909)
研究練習船
大阪鉄工所桜島造船所
鋼製3本マストバーク型補助機関付き帆船
港南4-5-7
東京海洋大学は明治以来の伝統をもつ水産大学と商船大学が統合されて、平成15年(2003)に誕生しました。雲鷹丸(うんようまる)は旧水産大学内のキャンパスにあります。水産講習所第2研究練習船。明治時代に水産事業の研究開発のために製作された帆船で、水産事業の最新設備を備えていました。主にカムチャッカ漁場の開拓とカニ工船事業の開発に活躍し、捕鯨事業の研究にも活用されました。水産大学の70周年記念事業の一環として、昭和37年(1962)大学構内に復元されました。長さ41.51メートル、幅8.55メートル。総トン数444.22t。最大速力12.5ノット。平成10年には国の登録有形文化財に登録されました。