このページの先頭です 本文へ移動 末尾メニューへ移動


港区ゆかりの人物データベースプラス


ゆかりの建築

[大学・研究施設]

明治学院記念館 

年代
明治23年(1890)

用途
記念館

設計

施工

構造
レンガ造・木造2階建

所在地
白金台1-2-38地図を表示

明治学院大学はヘボン式ローマ字で知られるヘボンを創設者とする大学です。明治学院第1期生には、作家の島崎藤村がいたことでも知られています。キリスト教系の大学で、キャンパス内に洋風建築を数多く残しています。その中でも尖塔のある記念館はモニュメント性の高い建物です。明治23年(1890)に神学部校舎兼図書館として建設されました。当初はレンガ造2階建でしたが、竣工間もない明治27年(1894)に発生した東京横浜地震により2階部分が損傷し、2階部分を木造に改造しました。外観は1階をレンガ積として、その上部に組んだ木材を装飾として張り付けた仕上げになっています。屋根は銅板葺で寄棟を中心に、西側に八角錐、南東隅に尖塔が接続し、変化に富んだ外観です。創建当初の設計者については明らかではありませんが、当時、明治学院の宣教師であったヘンリー・モーア・ランディスが中心となって建設活動にあたったとされています。
ゆかりの人物

関連サイト