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(下)尋常小学校6年生、白金小学校に通っていた頃の大佛次郎   所蔵:大佛次郎記念館
大佛次郎関連写真
(下)尋常小学校6年生、白金小学校に通っていた頃の大佛次郎   所蔵:大佛次郎記念館
大佛次郎関連写真
(下)尋常小学校6年生、白金小学校に通っていた頃の大佛次郎 所蔵:大佛次郎記念館

大佛次郎(おさらぎ・じろう)

  • 生年
明治30年(1897)
  • 没年
昭和48年(1973)
  • 活躍年代
大正 昭和
  • 職業
作家
  • ゆかりの地
白金小学校
  • 旧地名
芝白金今里町
  • 現地名
白金台1-4-26地図を表示

  • キーワード
白金小学校 野尻抱影 文化勲章


  • プロフィール
明治30-昭和48(1897-1973)。作家。横浜市に生まれる。小学校1年生のときに、2人の兄が大学に通う都合から、東京に移住。東京帝国大学を卒業後に、一時期外務省に勤めましたが、関東大震災の混乱の中で職を失い、大衆小説を書く決意をします。大正13年(1924)からの「鞍馬天狗」の連作で認められ、昭和25年(1950)に「帰郷」で芸術院賞。絶筆となった「天皇の世紀」などの史伝も残しました。昭和39年(1964)文化勲章を受章。

  • 港区とのかかわり
白金尋常小学校を首席で卒業

東京での最初の移住先は早稲田でしたが、小学校6年生になると、芝区白金三光町に転居、白金尋常小学校に転校しました。同じ学校に小杉天外の娘がいて、小説家という職業に興味をもち、自宅を見に行ったことが、「私の履歴書」に記されています。作文や図画が得意で白金尋常小学校を首席で卒業し、府立第一中学校に進みました。

明治45年(1912)中学三年の春、甲府中学で英語を教えていた長兄の野尻抱影が結婚して、東京の麻布中学に転任し、実家と同じ芝区内・四ノ橋の近くに新居を構えました。その後、父親が駒沢桜町に新居を求め、田園生活を始めたのを機に、次郎は兄夫婦の家に居候することになりました。抱影は、後に随筆家・天文研究家として知られる人ですが、読書好きだった次郎は、兄の本棚の蔵書により文学の世界を広げることになりました。

◎参考文献
『新潮日本文学アルバム大佛次郎』(新潮社)
『筑摩現代文学大系第53巻大佛次郎』(筑摩書房)

  • 著作
『大佛次郎時代小説全集 鞍馬天狗』(朝日新聞社)
『帰郷』(新潮文庫)
『パリ燃ゆ』(朝日新聞社)
『天皇の世紀』(朝日新聞社)
『大佛次郎時代小説全集 鞍馬天狗』(朝日新聞社)
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  • 関連出版物
『大佛次郎 その精神の冒険』(村上光彦/朝日新聞社)
『大佛次郎 上・下』(福島行一/草思社)
『大佛次郎と「天皇の世紀』と』(櫛田克巳/社会主義協会出版局)
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