このページの先頭です 写真資料へ移動 キーワードデータへ移動 プロフィールへ移動 港区とのかかわりへ移動 ウォーキングポイントへ移動 著作へ移動 関連出版物へ移動 港郷土資料館収蔵資料へ移動 末尾メニューへ移動



提供:筑摩書房
杉浦日向子関連写真
提供:筑摩書房

杉浦日向子(すぎうら・ひなこ)

  • 生年
昭和 33年(1958)
  • 没年
平成 17年(2005)
  • 活躍年代
昭和 平成
  • 職業
江戸風俗研究家 漫画家 作家
  • ゆかりの地
港区各所
  • キーワード
江戸風俗 漫画家


  • プロフィール
昭和33-平成17(1958-2005)。江戸風俗研究家、漫画家、作家。昭和55年(1980)漫画誌『ガロ』に掲載された『通言室乃梅(つうげんむろのうめ)』で漫画家デビューし、以後『合葬(がっそう)』『風流江戸雀』(文藝春秋漫画賞)など、江戸風俗を題材にした漫画を次々に発表。平成5年(1993)には漫画家“隠居”宣言をし、漫画は『百物語』が最後の作品となりました。平成7年からNHK「コメディーお江戸でござる」に9年余りレギュラー出演し、わかりやすく面白い江戸文化の名案内役として人気を集めました。

  • 港区とのかかわり
江戸の粋を現代に伝えた才媛

老舗の呉服屋の娘として愛宕下に生まれました。イラストエッセイ集『江戸アルキ帖』では愛宕山、芝神明、高輪、赤坂桐畑、赤坂氷川明神、青山隠田と港区についての記述があります。中でも伊皿子町の章では「--芝で生れて神田で育つ--というのが、江戸ッ子の理想だ。幼児期を芝の明るい環境ですごして、少・青年期を、最も江戸らしい町、神田の活気の中で育つうちに、サッパリして、クヨクヨしない、早とちりでケンカっ早い性格が出来上るのだろう」と江戸の風土、江戸っ子気質について述べています。

◎参考文献
『日本人名大辞典』(講談社)
『江戸アルキ帖』(杉浦日向子/新潮文庫)
『文藝春秋』2005年10月号
『朝日新聞』2005年7月23日付

  • 著作
『百物語』(新潮社)
『ごくらくちんみ』(新潮社)
『4時のオヤツ』(新潮社)
『江戸へようこそ』(筑摩書房)
著作を検索