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向田邦子(むこうだ・くにこ)

  • 生年
昭和 4年(1929)
  • 没年
昭和 56年(1981)
  • 活躍年代
昭和
  • 職業
脚本家 作家
  • ゆかりの地
港区各所
  • キーワード
テレビドラマ


  • プロフィール
昭和4-昭和56(1929-1981)。脚本家、作家。映画雑誌の編集を経て、昭和33年(1958)テレビドラマ『ダイヤル110番』の脚本に参加。ラジオ『森繁の重役読本』、テレビドラマ『七人の孫』の脚本を担当し、人気脚本家となりました。テレビドラマの代表作に『寺内貫太郎一家』『あ・うん』などがあります。エッセイ、小説にも才能を発揮し、昭和55年(1980)には『思い出トランプ』中の短編連作で直木賞を受賞。これからの活躍が期待されていた矢先、昭和56年の台湾旅行中に航空機事故で他界しました。

  • 港区とのかかわり
南青山を拠点に、人気ドラマを次々と執筆

保険会社に勤める父の仕事の関係上、少女時代は宇都宮、鹿児島、高松と転居を繰り返しましたが、実践女子専門学校時代には麻布にあった母方の祖父母宅に寄宿。昭和39年(1964)に『七人の孫』で脚本家デビューしてからは霞町(現・西麻布3丁目)のアパートで一人暮らしを始めました。

昭和45年にはテレビ局関係者との打ち合わせに便利な南青山のマンションに引っ越し、『だいこんの花』『時間ですよ』『阿修羅のごとく』と人気ドラマを次々と手がけています。美食家としても知られ、昭和53年には赤坂で妹の和子さんに居酒屋「ままや」を開かせ、家庭的なメニューが人気でした。

◎参考文献
『向田邦子テレビドラマ全仕事』(東京ニュース通信社)
『向田邦子の青春』(向田和子/文藝春秋)

  • 著作
『思い出トランプ』(新潮文庫)
『父の詫び状』(文春文庫)
『眠る盃』(講談社文庫)
『夜中の薔薇』(講談社文庫)
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  • 関連出版物
『かけがえのない贈り物 ままやと姉・向田邦子』(向田和子/文春文庫)
『夢あたたかき 向田邦子との二十年』(久世光彦/講談社)
『文人暴食』(嵐山光三郎/マガジンハウス)
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