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港区ゆかりの人物データベースプラス


浮世絵散歩

[名所を歩く]

芝神明

解説

東海道に隣接し、増上寺にも程近い神明宮界隈は、水茶屋や楊弓場、芝居小屋や寄席などが軒を連ねる盛り場としてにぎわっていました。浮世絵や絵草紙を販売する和泉屋市兵衛などの版元が数多くあったことでも知られています。

芝神明宮(現・芝大神宮)は寛弘2年(1005)の創建。天照大神(内宮)、豊受大神(外宮)を主祭神として祀っています。江戸時代には幕府の庇護の下、「大江戸の大産土神(おおうぶすなかみ)」「関東のお伊勢様」として庶民にも信仰されていました。神明宮の祭礼は9月16日を中心に11日間も続くため「だらだら祭」と呼ばれ、生姜市が立つことから「生姜祭」とも呼ばれました。
名称
「東都名所尽 芝神明宮祭礼 生姜市之景(とうとめいしょづくし・しばしんめいさいれい・しょうがいちのけい)

絵師
英泉(溪斎英泉)

年代
[天保元-4年(1830-33)頃]

版元
万屋吉兵衛

所在地
芝大神宮(芝大門1-12-7)地図を表示

名称
「江戸名所之内 芝神明社内之図(えどめいしょのうち・しばしんめいしゃないのず)

絵師
広重(歌川広重初代)

年代
[弘化4-嘉永4年(1871-51)頃]

版元

所在地
芝大神宮(芝大門1-12-7)地図を表示

(左図)
名称
「江戸自慢三十六興 芝神明 生姜市(えどじまんさんじゅうろっきょう・しばしんめい・しょうがいち)

絵師
豊国(歌川豊国三代)・広重(歌川広重二代)

年代
元治元年(1864)2月

版元
平野屋新蔵

所在地
芝大神宮(芝大門1-12-7)地図を表示

(右図)
名称
「東京名勝図会 芝神明宮大鳥居(とうきょうめいしょうずえ・しばしんめいぐうおおとりい)

絵師
広重(歌川広重三代)

年代
明治3年(1870)3月

版元
丸屋(小林)鉄次郎

所在地
芝大神宮(芝大門1-12-7)地図を表示

名称
「東都芝神明宮(とうとしばしんめいぐう)

絵師
国貞(歌川国貞初代)

年代
天保初期(1830-35)頃

版元
藤岡屋彦太郎

所在地
芝大神宮(芝大門1-12-7)地図を表示

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